いきつけの美容師さん
わたしが絶大な信頼をよせている、天才的な美容師さんのおかげで、約10年ぶりに髪を短く切ってみました。ショートボブって感じかな。
 
予約も取りにくいので、他の美容院でカラーしたり、ちょっとカットしてもらったりすることもあるけど、今日はイメージ変えたいって時のカットやパーマは、その美容師さんにお願いしてます。
 
友人の紹介で通い始めたのですが、後から知ったのは、その美容師さんは、かつては有名な美容院にいて、いろんな雑誌に登場したり、担当していたこと。
そう言われると、彼が雑誌に載ってたのをはっきり思い出しました。
彼は、今まで何度か持ちかけられたイイ話を断って、自分の思うとおりにできるお店を開くことにしたそうです。
 
でも、そんな栄光を知らなくても、彼のカットの仕方を見ると、
「天才」な感じがします。
今までも、いろいろと派手なハサミさばき?の美容師さんがいたけれど、彼のは、なんというか、芸術的で、見ていてすごく気持ちいい感じです。
 
また、天才的技術の持ち主で、華やかな表舞台で脚光を浴びてたというのに、彼はものすごく自然体で、まるで昔から仲良しの近所のお兄さん、な感じ。
 
彼は、あまり「形式」にこだわらないところがあって、
たとえば、メンバーズカードがなくて、はじめにカルテ的なものも書かされず、顔と名前でお客の情報を記憶してます。カードのない美容院は初めてだったので、けっこうびっくりしました。
 
それから、接客業って、基本はあまり自分の話はしないけど、彼は、自分の奥さんとか、子供の話などの身内ばなしもよくするし、彼の趣味の話になると、とまらなくなります。
その話の中で、彼はよく泣いてしまったり、怒ったりしていて、彼が繊細で、純粋で、情熱的な人なんだな、というのが伝わってきます。
 
あと、店内を小走りで走って来る感じが、大人とは思えず、少年のようです。
 
そんな無邪気な彼ですが、自分のこだわり所には、こだわり屋さんで、チラシは一切配らず、宣伝は口コミだけで集客することや、メニューはシンプルに、髪が痛むデジタルパーマや縮毛矯正はしないこと、など、技術力があるからこそできることだと思います。
 
彼は妥協しない主義の人なので、わたしにも、せっかく開業してるなら、自分の思うとおりにやったほうがいい、とよくアドバイスしてくれます。
 
わざわざ遠くから足を運ぶ、昔からのお客様もいるそうです。
 
自分の技術に自信があるからこそ、かたちにとらわれない、
前回の歯医者さんもそうなのですが、わたしはなぜかそういう人にすごく興味を惹かれます。
店はボロいけど、すごくおいしいラーメン屋さんみたいな感じで。
本質で勝負したいってことかな。
 
本質って一朝一夕で身につくものじゃないからこそ、
本物の実力に惹かれるんだと思います。
 
経験も必要だし、単に経験量だけじゃなく、そこからどれだけ吸収できるかっていうことも大切だと思います。
わたしも、経験を重ねて、いろんなことを吸収して、成長していきたいです。
 
以前、わたしの母がクセ毛で、どの美容院に行っても、気に入った髪形にならないっていう話をした時に、彼が言ってた
「どんな人でも、必ずその人にぴったりの髪型がある」
っていう言葉が印象的です。
いつかは母をその美容院に連れていきたいと思います。
 
 


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【2008/05/04 23:17 】 | 未分類 | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
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